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エコ・自然環境

シラス建材製造販売事業

100%自然素材へのこだわり ・内装仕上げ材・外装仕上げ材・舗装材・その他環境製品

「建物」はそこにいる人にとって健康で幸せなものでなければいけません。「本当に良い建物とは何だろう。」と考えた時、建物を出来るだけ自然素材へ代替し、その良さを最大限に引き出すこと、アレルギー等に苦しむ人たちだけでなく、誰もが、健康に過ごせる環境づくりであると考えます。

シラス建材製造販売事業が目指しているものは、南九州の特殊な土、「シラス」を活用した100%自然素材に拘った消臭・調湿機能等、高い機能性を持つシラス内装壁材をはじめ、防水・透湿機能や高い耐久性を持つシラス外装材、透過性を持つシラス舗装材など、住宅に機能性を付加し、自然素材で仕上げることで健康で豊かに過ごせる住宅環境を築きあげることです。また、シラス建材の普及に伴い、日本古来の文化である、左官技術を伝承し守っていくことが我々の使命であると考えます。

代表的な製品

1.シラス内装壁材

シラス内装材「薩摩中霧島壁」は1999年の発売当初より、現在も多くのお客様にご支持頂いている、主力商品です。消臭・調湿の高い機能性に加え、健康・省エネ・拘り・耐久性・デザイン性等、本来、空間を作る間仕切壁から逸脱し、環境への配慮や高機能性壁材として認められ、多くの、左官店、建築家、工務店、エンドユーザーにご採用頂いております。

2.シラス外装壁材

シラス外装壁材「スーパー白洲そとん壁W」は、下塗りと上塗りの2層構造になっています。下塗り材には、水蒸気は通しても、雨水は通さない超微粒子なシラスを使用しています。上塗りには、透湿性を保たせるための、粒径の配合設計がされています。この2層構造によって、防水と透湿機能が両立し、表面の防水処理が不要であることが、多くのお客様にご支持頂いております。

3.シラス舗装材

シラス舗装材「シラストントン」「白洲土タタキ」は、優れた透水性により、水たまりができたり、雨水が下水に集中するのを防ぎます。また、多孔質構造のシラス粒子には断熱性があり、蓄熱しにくい特性があります。さらに、表面の細やかな凹凸がステップをソフトに受け止め、濡れても滑りにくい安全な舗装材です。

グローバルビジネス

高千穂グループでは、世界で活躍する建築家ネットワークを構築し、深刻な環境問題に直面している国々での、シラス壁の普及に努めています。
中国においては、めざましい経済成長を遂げる反面、PM2.5をはじめ、深刻な環境問題に直面しています。建設業界においても、シックハウス問題や廃棄に関わる環境問題といった様々な問題を抱えており、健康建材や環境建材に関する関心が高まっています。そうした中、シラス壁は住まいにおける環境の改善を図り、環境問題に貢献できる建材として、普及しております。
中国の他にも、台湾、韓国、アメリカ、欧州、東南アジア等へ販路を拡大しております。

シラス製品の開発経緯

1.なぜシラス

(1)きっかけ

工務店である株式会社高千穂では自治体からのモデルハウス建築の要請を受け、環境や自然にこだわった理想のモデルハウスづくりのため、当時注目されていた自然素材の壁材を内壁、外壁の素材として施工することを検討していました。しかし、高価にも関わらずひび割れを生じたり、自然素材を謳いながらも合成樹脂や化学物質が多く使われていたりという問題に直面しました。そこで株式会社高千穂では、理想的な100%自然素材の壁材を一から開発・製造することを決め、壁材に適した自然素材の調査・研究を行ないました。その結果、組成や微細構造が珪藻土と似ているシラスに機能性素材としての可能性を見出しました。

(2)故郷への想い

シラスは、社長である新留の故郷の宮崎県都城市山田地区ではいたるところで見られ、かつては庭や墓などにお清めとしてまく風習があり、大変身近な存在でした。そのシラスを何かに活用して故郷に貢献したいという新留の想いもあり、シラスを活用した壁材の開発に着手しました。

2.開発~製造

(1)100%自然素材へのこだわり

1994年、シラス内装壁材は、合成樹脂を使わない、人体に無害でも化学物質は使わない、簡便に施工できて仕上りが美しい、という3つの大きな目標を掲げ、開発が始まりました。

(2)開発スタートから5年がかり

開発は難航し、何度も何度も壁にぶち当たりました。特に、化学樹脂を含まない塗り壁をつくるのは想像以上に困難だったのです。
つくっては失敗を繰り返していた中、“食品のつなぎ”よりヒント得て3年がかりで100%自然素材のシラス内装壁材が誕生しました。最初のシラス内装壁材「薩摩中霧島壁」が発売されたのは、開発スタートから5年後の1999年でした。

(3)新製品の開発

「薩摩中霧島壁」を筆頭に、内装壁材「中霧島壁ライト」「白洲漆喰」「中霧島壁ワイルド」、外装壁材「スーパー白洲そとん壁W」、舗装材「白洲土タタキ」「シラストントン」など、お客様のニーズに合わせた新製品の開発と発売を重ねています。

(4)製造業と農業の融合による独自の製造工程

シラス建材は、あえて大規模な工場を建設せずに、オートメーション化しない環境に配慮したローテク製法で製造されています。「工業製品の寿命はどんなに長くても50年。何百年続いた田んぼや畑をそのためにつぶしてしまうのは、いくら利益があったとしても耐えられない。」という、新留の郷里の自然にかける想いがあるからです。製造当初、シラス建材の製造場所は初代工場長の納屋と隠居を改造したものでした。現在も尚、ビニールハウス、納屋、畜舎、トラクター、サイロといった農業・畜産用の設備や機器を有効に活用して製造しています。また、地元農家の方々が工場スタッフや委託生産者として携わっていくことで、雇用を創出し、地元の発展に努めております。

3.開発後

(1)機能・効果の発見

シラス内装壁材は思わぬ結果を生み出すこととなりました。
採用頂いたお客様から「部屋の焼肉の匂いが消えた」「夜ぐっすり眠れる」「アトピーが治った」「保育園の児童が1人もインフルエンザに感染しなかった」等生活の快適性に関する顧客満足の声が高まり、複数の大学との産学連携共同研究や試験機関より、優れた消臭・調湿機能、電化製品や家具などから揮発するホルムアルデヒドを吸着するなど、住まいのコンディションを良くする効果が発見されました。またCO2の削減効果として生産方法についてシラスは自然界の中ですでに焼成されているため人為的な二次加工の必要がなく、製造過程でのCO2排出やエネルギー資源の無駄がありません。更に、調湿機能により、体感温度を1~3℃下げる効果があるため、CO2を約30kg/年削減することができます。

(2)品質管理

2003年11月株式会社高千穂ライフニックス部門、山田工場として、品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得しました。
2013年10月には高千穂シラス株式会社山田工場にて、環境マネジメントシステム(EMS)の国際認証基準「ISO 14001:2004」の認証を取得いたしました。

詳細情報

詳細情報は、高千穂シラス公式サイトをご参照ください。