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次世代マルチメディア対応型プロジェクション壁の技術開発

2017年10月11日ニュースリリース

 環境共生住宅の新築および住宅リフォームと南九州の火山噴出物「シラス」(注1)を活用した新規機能性材料を開発する株式会社高千穂(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:新留昌泰)は、短焦点プロジェクタなど次世代の映像技術に対応し、室内壁面や天井面を効果的にスクリーン化する壁材開発について、横浜市より「横浜市中小企業新技術・新製品開発促進助成」を受けることが決定いたしました。

 

 当社は、シラス壁(注2)という機能性壁材の開発に長年取り組んでおり、その開発の中で当社の既存製品にプロジェクタで画像を投影、その投影像を壁紙への投影像と比較したところ、画像が美しく投影できる傾向を見出しました。現在、既存製品をベースに投影像をさらに鮮明にするため、壁財の配合調整を実施し、次世代の映像技術に対応する、室内壁面を効果的にスクリーン機能化するプロジェクション対応型壁面・天井のスクリーン化を実現化に向けて開発に取り組んでおります。
 デジタルカメラ、スマートフォンなどの普及、動画や静止画像の加工アプリケーションの発展、SNSの急速な浸透により、高品質な画像を一般ユーザーが自由に作成・公開して楽しむことができる時代となりました。2020年のオリンピック、パラリンピックに向け、国内外で動画、画像の情報交換は、今後も加速的に増加することが予想されます。さらに画像以外のコンテンツ、アプリケーションも生活に必須のものとなり、さまざまな情報をスマートフォンなどを通じて得ることが容易になりました。しかし、画面の大きさが制限となり、個人で楽しむことは簡単ですが、その場にいる複数名で一緒に楽しむことは難しく、また作業で手がふさがっているときに確認することは困難です。近年開発された超短焦点・短焦点プロジェクタは、至近距離からの投影が可能で省スペースで利用が可能となりましたが、非常にスクリーンに近い距離での投写からのゆがみや下部から上方向に映像を投写する場合のエンボスの影を生んでしまいます。このような背景のもと、プロジェクション対応型壁面を開発し、生活の景色の一部にさまざまな情報が集約されること目指して開発を進めております。

 

 開発商品は、これまでの単なる間仕切り、美観的な機能であった壁面に次世代ニーズであるスマートメディア機能を付加するもので、住宅の壁、天井、床などが情報の発信基地化することによりIoT、AI、ITなどの表示機能を効果的に表現できることが期待されます。また、スクリーンの据え置きがなくなることで、約1畳分のスペースが有効活用できることになります(例:横浜市西区で約1畳分のスペースは、150万円以上相当)。また、開発商品はリフォームにも対応し、既存住宅にも容易に施工できることが特長として、住宅、公的施設(学校、美術館、介護施設など)の壁面などの高機能化を実現し、これからのスマートメディア映像、生活環境の大きな変化を及ぼすものと期待されます。

 

         
     〔プロジェクション壁がもたらす生活の変化のイメージ図〕                 〔博物館での投影のイメージ図〕

 

(注1) 「シラス」とは鹿児島の姶良カルデラの噴火によって噴出してできた火山噴出物で、マグマの超高温で自然焼成された完全無機質粉状の純天然セラミックです。シラスは非晶質の占める割合が60~80%もあることで、他の火山噴出物とは決定的に異なり、環境によっては触媒反応が起きやすくなることから、消臭・分解、殺菌、イオン化などの機能を発揮すると考えられています。高千穂グループでは、シラスの持つ優れた機能性を最大限活かした、100%自然素材の建材を数多く開発して参りました。

(注2) シラス壁材は、シラスを原料とした化学物質を一切含まない安心・安全な100%自然素材の壁材です。高い消臭機能、調湿度機能を持つだけでなく、臭いやホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し、時間が経っても放出しません、シラス壁の性能については、外部試験期間による試験や大学との共同研究により実証されております。

 

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